~人は性質に抗えない~

せんじつ元電車の運転手をしていた方と話をする機会があった、その方は40年前に現役で運転していた、
 
いろいろ興味深い話が聞けたなか、思いかけず変な質問をしてしまった、
 
近年、線路に飛び込み自殺する人をニュースなどで見かけますが昔もありましたか?と、
 
返答は、今ほど頻繁ではないがあったとのこと、姉が飛び込みを行い、その後また違う日に同じ場所で妹が飛び込みを行った姉妹がいたとか
 
運転手から直接はなしを聞くと本当にこんな事が身近であるのだと感じさせられた、
 
運転手は続けてこうも言った、飛び込みが多いのは4月が多いよと、季節の変わりめで新しい環境や人間関係で鬱になりやすいらしい、
その鉄道会社も4月は毎年すぐに緊急ブレーキボタンを押せるように意識する運動を行っていたそうです、
 
たしかにそれは納得できる、僕も仕事辞めたいとか転職したいと思うときは大体春だった、冬はなんとも思わないがこの寒さからの陽気な環境がそうさせているのかもしれない、またそれを乗り越え夏になると週末海で遊ぶことだけを考えているせいか解放感なのか全くと言っていいほどネガティブのことは考えない、 
夏は暑さから逃れる事を考え、冬は寒さから逃れる事を考えるから、案外人間というものは過酷な状況下では自殺を意識しないんだと思う、それが過ごしやすい気温になったとたんに意識が寂しさや孤独、他人と自分を比べたりして行動にはしってしまうのかも、国別にみても日本は自殺が多い国とされている、四季はとても素敵だが、季節の変わりめが精神に与える影響は少なくないようだ
 
このはなしから言えることは統計から見てみても四月は人間の精神を不安定にさせる季節であると言うこと
 
だから過剰に不安がったり、前向きに考えれなくなったとしても、この季節の特性や人間のメカニズムを知っておくことで、マイナスな方向に傾いたとしても「四月だからしょうがないか」と納得して耐える事が可能になると思う、
さらに知っている事で同じように不安になっている人に寄り添い知識を与えることで元気にさせることだってできる
 
まずは己の身は己で守る、そして元気になったところで他人を助ける、結局余力でしか他人を助ける(元気にさせる)ことはできない、
 
だから身の周りの人を助けたり、喜んでもらえたり、笑ってもらえたり、させれるためにもまだ学び知識を取り入れることがとても大切なことだと感じている。
 
さぁ、ゴールデンウィーク後に控えている五月病を迎え撃つためにも人間の持つメカニズムをしっかり理解して耐えうるメンタルを身に付けよう
 
悶々と椅子に座り、パソコンやスマホを眺めていては駄目だ!一度シャットダウンをし無音の中目を閉じ一番最初に思い付いた事を即実行することが僕なりの気分転換、それは洗濯や掃除、冷蔵庫の中の物を使っての料理、近所を歩いて一週するなのかもしれない、さらにやり切れる行動ならなお良い、なぜなら達成感を感じられるから、
 
僕はいまトイレの便器を雑巾でピカピカに拭き掃除をすると思い浮かんだので今から実行します、身体を動かします、だって動物だからね
 
ではまた